豊里小中一貫校7、8年生(中一、中二)の生徒を対象に1回目10名
2回目9名、各50分の所要時間でキャリアセミナーを行った内容を紹介します。
テーマは「自動車とライフスタイル」自動車社会の到来で私たちの生活は激変しました。自動車は生活の必需品となった。自動車を安全に快適に走らせ命と暮しを守るため、整備工場があり整備士がおります。夢と希望のもてる整備士を社会は求めています。
どの業種も人材不足、若者不足が深刻な課題であると認識しております。私たち自動車整備士も、高齢化が進み今後の不安要素と思っています。 講師を引き受けた私は、自動車整備に関心のある生徒たちが、今後自分の仕事の選択肢に自動車整備を考えて欲しく内容を精査しました。
小型トラックが町内に10数台の時の道路事情や農作業の変化、その後仙台方面への通勤作業が可能になり家庭に父親の顔が以前より多く見られるようになった事、更に農外収入も増え経済的にも良くなったこと等を説明した。
そんな自動車を、安全に安心に快適に走らせる作業をしているのが自動車整備士である事、今日の自動車社会を築いたのは自動車整備士と私は自負している事も話した。
登米市の保有台数と通勤、レジャーに使っている車の台数を紹介しましたなら、予想以上の反応が返ってきた。
エンジンの仕組みの質問あったので、説明をしたなら車になぜコンピューターが付いているのかと別質問が有り、コンピューター制御により排気ガスの軽減、自然環境へ配慮がなされ、走行安全性、快適性が増したことを説明し、コンピューターは様々な用途により種類が有り、車に搭載されているコンピューターの説明をした。
整備士の種類を説明し、整備士になる過程を話し、整備士を目指すよう促した。
最後に仕事をすることは社会貢献することで、社会から必要とされている事を話し、逃げないで、あきらめることなく自分の道を進むよう話をした。生徒たちの目が光っているように感じ、持ち時間の100分は無事終了し、私も生徒たちから多くを学んだ一日だった。
数日後、生徒の皆様方より「受講を終えて」とメッセージを頂き有難うございました。